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ROKEN物語(コンセプト)

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ROKEN物語「時代の光景」

気づけない、適応できない、不安と不満のある人々

ROKENは、これまでこんな光景を目にし、無念の思いを募らせてきました。
それは、生きる力の乏しい人々であり、社会、時代への不適応症候群の人々です。

  • 「手伝い」もしたことがなく、「躾」や「生活習慣」が身についていない人(家庭)
  • 「偏差値」というシングルスタンダードに打ちのめされた自信のない人(学校)
  • 「人」や「社会」と合わず迷い、悩み、「心」や「体」が病みつつある人、病んだ人(会社)
  • 企業間競争に負け、解雇されても転職できない数多くの中高年者
  • 自ら展望を持たず、時代の変化に置いてけぼりになった経営者

ROKENヒューマン・フォース(名称とその思い)

「企業格差」は「人材格差」

「人」のみが時代に適応しうる経営資源であります。

私どもは単なる「人」の集団ではなく、集団として「力」を発揮する「兵力」という意味と、 「人」の力が時代を切り拓く光明であることを願い、「ヒューマン・フォース」(Human Force)と名づけました。

「労働者」のみならず、「経営者」も等しく「人的経営資源」であり、人を人として活かす経営者を応援したいと思います。 そんな志ある「経営者」と心身ともに鍛えられた「人材」との出会いをプロデュースしたいのです。

ROKENワークス・アカデミー(名称とその思い)

心を耕し、仕事で鍛え、人を育む

「生きる」ために「喰う」、そのために「働く」。これが人間の営みです。

「人」が育つには必ずそのプロセスがあります。
「人」と「心」と「仕事」について「研究」し、人を活かすためのシステムや方法を「開発」し、それを土台とした「育成」を統合的に行う必要を感じました。

ROKENは、組織社会に適応できず、生きる力が乏しいのは原因があり、 その原因を突き止め「働く力、生きる力の強い人」を育てるため「ワークス・アカデミー」(Works Academy)を創設しました。

アプローチ その1(研究)
1.研究したこと(疑問に思ったこと)
  • 人類はどのように時代を生き抜いてきたか。(「人」が生きるためどんなことをしてきたか)
  • 「人」は社会的動物であるということはどういうことか。(なぜ、「社会」が必要なのか)
  • 人が生まれ育つプロセスはどうなっているのか(なぜ、人によって常識が異なるのか)
  • 働くための「脳」のメカニズムはどうなっているのか。(仕事と心の関係はどうなっているのか)
  • 「社会人基礎力」とはいかなるものか。(どうしたら身につくか。その根本は何か)

(1) 人間と「社会性」、「しつけ」発生のメカニズム

  • 「ヒト」は個体としては弱い。(「樹上生活」から「サバンナ」へ) *サバンナ説、ネオテニー説
  • 集団で身を守り、連携して補食しなければならない。(危険が多い、群れ、社会の発生)
  • 道具を用い、より複雑な情報伝達を要する。(脳の発達、非言語、言語コミュニケーション)
  • 「集団」「社会」での役割遂行と成員として認められるための行動様式の獲得。(「しつけ」「教育」)
  • 多様な社会や小社会の派生と異なった対応のための訓練。(教育の長期化)

(2) しつけ(躾、仕付け)

  • 「しつけ」の意義   ― 集団の成員と認められるための行動様式 ―
    人間または家畜の子供、大人が人間社会、集団の規範、規律や礼儀作法等慣習に合った立ち振る舞い(規範の内面化)できるように訓練すること。 概念的には伝統的な子供の誉め方や罰し方も含む。
  • 「しつけ」とは「教育すること」   ― 「生存」するための根源的な教育 ―
    「教育一般」よりも「生活全般」に根ざした、更に根源的な事柄にまつわる部分を教えていく行為をさす。 特に言葉が理解できない幼児の教育に関しては様々な態度で接することで、「やって良いこと(=誉められる)」「やってはいけないこと(=罰せられる)」の区別をつけさせること。

(3) 社会と情報伝達・教育・文化 ― 多様なコミュニケーションの必然性と「遊び」「文化」の発生 ―

  • 社会を形成する上で、そこには一定の情報伝達(コミュニケーション)の必要性が出てくる。
    それは、表情、音声、言語、文字等の非言語、言語の複雑な組み合わせによって伝達する。
    → 長い長い非言語(Non-Verbal)の時代
  • 社会の形成はある程度余裕(身を守る、食物を得る等の労力の軽減)が生まれることから、この余暇を用いた行動様式も発生する。 ヒトの社会では「遊び」と呼ばれる行動であるが、これは必ずしも実利的でない行動である。そこに「文化」と呼べる世代を超えて伝えられる行動様式も発生し得る。

アプローチ その2(開発・育成)
2.開発したこと(ROKENが重要と考える3資質)

髙橋 文竹田  典子

(1) 人間基礎力

  • しつけ
  • イ ) 生活習慣チェック(生活習慣の見直し、目標設定)
    ロ ) ソーシャルマナー(社会で生きるためのマナー)
    ハ ) ビジネスマナー(仕事で生きるためのマナー)

  • コミュニケーション
  • イ ) スマイルトレーニング(非言語の意思の伝達)
    ロ ) 態度能力トレーニング(    〃     )
    ハ ) アサーション・トーク(主張し、受け入れられる会話)

金沢 信雄 黒田 三佳

(2) 人間の特質

  • 想像力・仮説力(先々や未来、周囲で考える力)
  • イ ) 問題、課題発見トレーニング(BS、KJ法による課題発見)
    ロ ) 人間関係図(自分の周囲の人々の人間像と自分)
    ハ ) ミス・コンテスト(失敗を学ぶ)

  • 自己制御力(「本能」から「理性」で考える力)
  • イ ) 自己中チェック
    ロ ) 自分調べ(親、兄弟姉妹、自分から見た自分)

(3) 人間の能力(コンピテンシー)

  • 自己認識力(自らを知り、「気づく」力)
  • イ ) ハッピー自分史
    ロ ) 自分調べ
    ハ ) エゴグラム・行動特性チェック

  • 適応力(環境、周囲の人々と折り合える力)
  • イ ) 社会的思考チェック
    ロ ) フレキシビリティチェック

3.育成してきたこと(実績)

メンタルマネジメントと人間基礎力、人間の特質、人間の能力(コンピテンシー)に基づく地域、企業、学校等に対しての支援サービス等を行ってきました。

  • 高校生就職支援(山形県内各高校)
  • 大学コンソーシアム支援(山形県内大学)
  • ジョブカード事業有期実習訓練(平成20年~)
  • 各企業、社会福祉法人等トレーニング
  • 国、自治体等の雇用に関する調査研究等

ROKENが考える能力(結論)
1.ROKENの根源的で新たな視点

―「社会人基礎力」の前に「主体」の確立と「人間基礎力」―

  • 人類の起源から現在の人間の行動特性を文化人類学的視点で捉え、一個人の生誕からの成育のメカニズムを前提として体系づけようと考えました。
  • 「仕事」と「心」、そして脳の働きのメカニズムを考慮に入れた仕事力向上のためのメンタルマネジメントを考えました。
2.ROKENが考える人材の3資質

― 人の土台となる力と資質の育成 ―

  • 人間基礎力
    人の成長のメカニズムから、「人間基礎力」すなわち社会を形成するために不可欠な集団の中の行動様式としての「しつけ」と役割りを果たすための情報伝達、 意思疎通の「コミュニケーション」(非言語を重視)を社会の基本と考える。
  • 人間の特質
    人が人として足る特質として、未来将来や周囲を考える「想像力・空想力」と本能から理性へ、 多様な人間関係の中で「自己制御力」を育むことが人として不可欠であり成長である。
  • コンピテンシー
    人間の能力(コンピテンシー)としての「対人感受性」とメタ(親)コンピテンシーとして気づきの「自己認識力」、 そして自らの意思で時代や環境に順応しようと変化する「適応力」を行動特性として重要視する。

<能力の全体像>

職場や地域で活躍する上で必要となる力

「社会人基礎力育成の手引き」より

「社会人基礎力育成の手引き」より


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